AGAとは?

AGAとは?

AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略称で男性型脱毛症のことを指します。
AGAは前頭から頭頂部にかけて脱毛が見られることが多いものの、一部では後頭部の上方まで連続的に脱毛が見られることがあります。
発症頻度も年齢が上がるにつれて高くなる傾向にあり、

20代で約10%、
30代で 20%、
40代で 30%、
50代以降で 40数%

とされています。現在日本全国のAGA罹患者は1,260万人推計され、20〜69歳成人男性の約3人に1人がAGAであるとされています。そのうち自分がAGAではないかと気にかけている人は800万人、AGAに対して何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。
日本人男性では、ゆっくりと頭髪が抜けて頭部全体がまばらになる円形脱毛症の亜型が多いとされていますが、そのほかにも額の生え際から抜けていくタイプや、頭頂部から徐々に抜けていくタイプもあります。

あなたはどのタイプ?ご自身の髪の毛を触ってみてボリュームの違う場所があれば既にAGAの進行が始まっているかも…

AGAの原因は?

AGAを引き起こす原因には男性ホルモンであるジヒドロテストテロン(以下、DHT)が関係しています。そもそも男性ホルモンは、ひげや胸毛など毛を濃くする方向に働くホルモンです。これに対し、男性ホルモンである男性テストステロンは、還元酵素5αリダクターゼによって、DHTに変換されます。
AGAの症状が出現する前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞は、男性ホルモン受容体の感受性が強くなっています。このDHTが毛乳頭細胞にある受容体に結合すると、毛母細胞の働きが抑制され、毛の成長期が短縮してしまいます。一般的には…

通常なら2〜6年ある毛の成長期が…

数か月から1年にまで短縮。

すると軟毛化現象が引き起こされ、髪は十分に育たずに毛が弱くなり、結果として髪の毛が抜けやすくなってしまうのです。
他にも遺伝やストレス、生活習慣などもAGAの原因として考えられています。両親や祖父母に薄毛の方がいる場合にはAGAとなりやすい傾向にあります。また不規則な食生活や睡眠不足などによって頭皮に十分な血流が送られないことで髪の毛に栄養が届かず、結果として髪の毛が弱くなり抜けやすくなるとも考えられています。

AGAの治療は?

AGAの治療は早く始めれば始めただけ治療期間も短く、早い回復が見込めると考えられています。主に内服薬と外用薬が、医療機関にて処方されます。処方される内服薬の代表的なものは

1.プロペシア®(一般名:フィナステリド) 2型5α‐リダクターゼを阻害する効果のある内服薬。現在世界60か国以上で承認されています。現在、ジェネリックもでています。※妊娠中の女性は触れないように。男性に処方される薬剤。
2.リアップ®(一般名:ミノキシジル) 血管拡張作用や皮膚の線維化抑制効果のある外用薬。第一類医薬品であり、安全性に関して薬剤師の情報提供を受けたうえで、薬局で購入可能です。
3.ザガーロ®(一般名:デュタステリド) 1型・2型5α‐リダクターゼの両者を阻害する効果のある内服薬。2016年6月に発売されました。

プロペシア®、ザガーロ®、リアップ®は、いずれも日本皮膚科学会からの男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版で「もっとも薄毛治療に有効」とA評価を受けています。