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男性ホルモンの塗り薬って実際どうなの?医師が効果と副作用を解説

男性ホルモン 塗り薬

男性ホルモンを増やすことを目的とした塗り薬が存在すると聞き、その口コミや評判を気にされる方が多くいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、男性ホルモンの塗り薬には一体どのような効果が期待できるのか、逆に副作用のものはあるのかについて解説します。

またそれに加えて塗り薬以外の男性ホルモン補充療法も解説いたします。

テストステロンに代表される男性ホルモンを増やして、若々しく元気に過ごしたいという方は、是非この記事の内容を参考にしてみてください。

目次

男性ホルモンの塗り薬とは?

男性ホルモンを増やすことを目的とした軟膏薬あるいはジェル剤のことです。

薬といえば飲み薬をイメージされる方が多いと思いますが、テストステロンを経口摂取しようとすると、食道を通って肝臓でそのほとんどが分解されてしまうため、効率よく吸収することができません。

さらに悪いことに過度な消化で内臓に負担を掛けてしまう可能性もあります。

塗り薬として経皮摂取することで、そのようなリスクを回避し、低刺激で吸収することが可能です。

男性ホルモンの塗り薬のメリットデメリット

すでにお伝えしたように、塗り薬として男性ホルモンを摂取すれば内蔵への負担を軽減することが可能です。

また特に通院や診断等の手間も掛からないため、精神的な負担も少ないというメリットがあります。

しかし一方でその吸収率が安定せず、また十分な量のホルモンを体内に取り込むには時間もかかるため、効果を実感できるようになるまでにある程度の時間がかかります。

さらには基本的に毎日自分で薬を塗り、しかも吸収率を高めるためには陰部に塗布する必要があるため、どこでもできるわけでもなくなかなかの手間もかかります。

そのため男性ホルモンを塗り薬で増やそうと考えられる場合は、時間はどれだけかかってもいいから、少しづつ改善していきたいという方以外にはあまりおすすめできません。

塗り薬以外の男性ホルモン補充療法

塗り薬以外にも男性ホルモンを増やすための治療法は存在します。

男性ホルモン注射

男性ホルモン補充療法をおこなうにあたって、最もおすすめの方法が男性ホルモン注射です。

男性ホルモン注射は筋肉内に直接テストステロンを注射するため、吸収率も安定し、同時に即効性も期待できます。

注射というと少し怖いイメージがあるかもしれませんが、基本的に医療機関で専門医による診断のもと治療をおこなうため、安全性はむしろ自己判断でおこなう他の施術よりも高いです。

あとは気になる費用面ですが、一回あたりおよそ1万円~2万円ほどでの治療となります。

軟膏薬の費用は一本あたり20,000円ほどでそれを1,2ヶ月掛けて使用するため、一見すると少し高いように感じるかもしれません。

しかし確実に効果を実感できて人によっては治療したその日の帰り道に変化がわかる男性ホルモン注射の方が、安定性が低く効果を実感できるようになるまで時間がかかる軟膏薬とではどちらの方が良いでしょうか。

このような観点から当クリニックでは男性ホルモン注射をおすすめいたしております。

以下のページに男性ホルモン注射の説明ページを記載しますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

男性ホルモンの貼り薬

塗り薬と同様に経皮摂取を目的とした貼り薬も存在します。

これは塗り薬のときと同様に内蔵への負担がなく手軽におこなえるというメリットの一方で、吸収率が不安的であることと効果が出るまでに時間がかかるというデメリットが存在します。

また貼り薬の場合は皮膚が長期間同じ部位に貼り続けていると皮膚がかぶれたりするリスクもあります。

そのため基本的には塗り薬同様あまりおすすめいたしません。

男性ホルモンの飲み薬

男性ホルモンの飲み薬には男性ホルモンの成分を直接摂取するタイプと生理作用に必要な成分を摂取するタイプのものが存在します。

前者の直接摂取するタイプの場合は、繰り返しになりますが消化の過程でそのほとんどが肝臓で分解されてしまうため、体内への吸収は不安定になります。

またその際に内蔵に過度な負担をかけてしまう恐れもあるため、あまりおすすめの方法ではありません。

一方で生理作用に必要な成分を摂取するタイプのものはいわゆるブースターと呼ばれ、薬ではなくサプリメントに分類されます。

サプリメントの場合は副作用を気にせず使用しても問題ありませんが、栄養を摂ることを目的として考える場合は、食事から摂取するほうがベターです。

男性ホルモンを増やすために良いとされている食べ物には亜鉛やアリシンなどがありますが、やはり何より重要なことはバランスの良い食事ということになります。

男性ホルモンのサプリメントについては以下に詳しい内容を記載していますので、気になる方は是非ご覧ください。

男性ホルモンの塗り薬は市販のものでも効果あるの?

男性ホルモンの塗り薬に限らず、薬には医療用医薬品と一般用医薬品、要指導医薬品というものが存在します。

医療用医薬品は医師や歯科医師の処方箋や指導のもと使われる薬で、一般用医薬品、要指導医薬品は一般の人が薬剤師などのアドバイスを受けながら自分自身の判断で使用できる薬です。

つまり市販の薬というのは、ここでいう一般用医薬品、要指導医薬品に該当いたします。

基本的に一般用医薬品、要指導医薬品は、医療用医薬品に比べて効果が(副作用も)穏やかです。

そのため市販の薬でも効果があるのかという質問については、効果はあるもののより穏やかであるという回答になります。

FTMの方が男性ホルモンの塗り薬を使用する

基本的に今までは男性の方を中心にお話ししてきましたが、FTMの方(女性の身体に生まれたが、心は男性という方)も男性ホルモン補充療法をおこないます。

その際の治療方法は男性ホルモン注射が一般的で、それ以外の治療は保険の適用になりません。

そのような点からも男性ホルモン注射の方が塗り薬をはじめとする他の治療方法よりも安全性や効果の観点で優れていると言えるでしょう。

まとめ

いつまでも若々しく元気でいるためには男性ホルモンが不可欠です。

塗り薬をはじめとしてその方法はいろいろありますが、なるべく安全かつ確実に効果を出すために、当クリニックでは男性ホルモン注射をおすすめしています。

オーシャンメンズクリニックでは、専門の医師による診断のもと安全かつ高い効果が期待できる男性ホルモン注射の施術をおこなっております。

また注射だけではなく、パーソナルトレーニングジムとも提携して、生活習慣そのものから根本的に見直す男性力改善プログラムも提供いたしております。

「若いときよりも疲れやすくなった」「筋肉が落ちて脂肪がつきやすくなった」「何事にも興味がわかない」という方は、男性ホルモンの減少が原因かもしれません

私達と一緒にデキるオトコを目指しましょう!

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