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ヒゲ脱毛は10回通わないと効果がないって本当?1回では効果が出ない理由とは?

ヒゲ脱毛を検討している方の中には、10回程度も通わなければ効果がないという話を耳にして、回数の多さにおどろいた方もいるかもしれません。

仮に2か月に1回のペースで通ったとすると、10回通うまでにかかる期間は20か月となるため、ヒゲ脱毛が完了するまでに1年半以上かかります。

ヒゲ脱毛は本当に10回程度通わなければならないのでしょうか。また、なぜ1回では効果が出ないのかも気になるはずです。

今回はヒゲ脱毛は10回程度の施術が必要かどうなのかや、1回では効果が出ない理由を説明します。ヒゲ脱毛の回数に関して疑問を持つ方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ヒゲ脱毛が完了するまで10回通う必要がある?

ヒゲ脱毛が完了するまでに10回程度の施術が必要なのかどうかについて説明します。

脱毛は1回では終わらない

結論からいうと、ヒゲのみに限らずどの脱毛でも1回の施術では終わりません。その理由は次の2つです。

周毛期の関係

ヒゲを含めたムダ毛には、毛周期と呼ばれる毛の生えかわりのサイクルがあります。毛周期は成長期、後退期、休止期の3つのサイクルに分かれており、脱毛器の効果はすべてのサイクルで効果を与えられるわけではありません。

脱毛器の種類によって異なる場合もありますが、基本的には毛が皮膚の表面に出ている状態のときしか脱毛効果は与えられないとされています。

毛が表面に出ている状態のサイクルは成長期です。成長期にあたる毛にしか脱毛効果を与えられないため、成長期の毛に脱毛効果を与えるために照射しているといえます。

しかし、身体に生えている毛はすべて同じ毛周期で生えかわっているわけではありません。脱毛器を照射する際に成長期を迎えている毛の割合は、全体のうちわずか15〜20%程度です。1回あたり15〜20%程度の毛にしか脱毛効果を与えられないため、1回の脱毛では完了しません。

また、毛周期にあわせて施術をおこなう脱毛は、1か月半〜2か月程度の間隔で照射することが効率がよいとされています。早く脱毛を卒業したいと思い、頻繁に施術の予約を取ろうと考える方もいるかもしれません。

しかし、1か月半より短いと効率が悪いため予約できない場合が多いでしょう。ただし脱毛器の種類によっては短いスパンで施術できる場合もあります。

毛根が深くレーザーが届きにくい

ヒゲ以外の部位であれば、1回の施術でも脱毛効果が感じられる場合もあります。しかし、ヒゲは毛根が深くレーザーや光が届きにくいため、1回の脱毛で効果を感じられる方は多くはありません

レーザーや光が届きにくいのであれば、強いレベルで照射すればよいと思う方もいるでしょう。皮膚が強くて厚い部位の場合は照射レベルを高くできますが、顔は他の部位と比較して皮膚がやや薄い傾向にあります。高いレベルのレーザー等を照射すると、肌荒れを起こしたり火傷したりと肌トラブルにつながるリスクが高いため、レベルは上げられません。

毛根が深くレーザー等が届きにくい点、出力レベルを高くできない点も、ヒゲ脱毛は1回では効果を感じられない理由の一つです。

回数を重ねるごとにヒゲが薄くなる

1回では効果を実感できないヒゲ脱毛は、一体どのように脱毛効果を感じられるのでしょうか。ある時期を境にして、一気にヒゲが薄くなると思う方もいるかもしれませんが、脱毛による効果は、回数を重ねることにヒゲが薄くなります。

脱毛効果は成長期にあたるヒゲに与えられます。成長期にあたるヒゲは分散されており、1か所に固まっているわけではありません。そのため、ヒゲ全体が徐々に薄くなっていると感じることが脱毛の効果の特徴です。

2回目、3回目の施術を受けても劇的にヒゲが薄くなったように見えないと、本当に効果があるのか不安を抱くでしょう。実際は少しずつ薄くなっているため安心してください。

クリニックと脱毛サロンでは効果が違う?

ヒゲ脱毛の方法にはクリニックで受けられる医療脱毛と、脱毛サロンで受けられるサロン脱毛の2種類があります。

どちらも脱毛できる点は同様ですが、最終的な効果や痛みの感じ方等、さまざまな相違点があるため事前に確認しておきましょう。

クリニックは医療脱毛・永久脱毛

クリニックで受けられる医療脱毛は、レーザー脱毛器を使用して施術をおこないます。レーザー脱毛器の出力レベルは高いため、強い効果を与えやすく、ヒゲを生やす毛根等の破壊が可能です。レーザー脱毛器による脱毛はクリニックでしか受けられません。

しかし、レーザーの出力レベルが高い分、施術時に強い痛みを感じやすい点がデメリットです。ヒゲはレーザーが強く反応しやすく、他の部位より痛みを感じやすいとされています。

ただし、クリニックで施術をおこなうため麻酔の使用が可能です。中には麻酔を使用しても痛みを感じる方もいるため、痛みに弱い方は事前にテスト照射を受けて痛みを体験するのをおすすめします。

クリニックでの医療脱毛はヒゲを生やす組織を破壊できることから、永久脱毛といわれる脱毛です。ただし、必ずヒゲが1本も生えてこないわけではありません。稀にヒゲが数本生えてくる場合がありますが、ヒゲ剃りが不要な程度か、簡単に処理できる程度でしょう。

そのため、クリニックのヒゲ脱毛は自己処理をしたくない方や、ツルツルに近い状態まで脱毛したい方によく使用されています。

脱毛サロンは抑毛・減毛

脱毛サロンでは、光脱毛器を使用して施術をおこないます。光脱毛器は光を照射して脱毛効果を与えますが、出力レベルが弱いためヒゲを生やす細胞の破壊まではできません。

そのため、脱毛効果は弱く、卒業まで通ったとしても抑毛・減毛効果が得られるものと覚えておきましょう。具体的に説明すると、ヒゲの量が施術前より減る、施術前よりヒゲが生えてきにくくなった等がサロン脱毛の効果です。

しかし、光脱毛器の出力が弱い分、施術時の痛みを感じにくい点はメリットでしょう。痛みが強く出やすいヒゲであっても、我慢できる程度の痛みである場合が多い傾向にあります。ただし、脱毛サロンでは麻酔を使用できません。万が一痛みに耐えられなくても、麻酔によって痛みの緩和はできないため注意が必要です。

脱毛サロンでのヒゲ脱毛も、回数を重ねるごとに脱毛効果を実感してきます。1回あたりの脱毛効果が弱いため、クリニックの使用脱毛よりも多く施術回数をこなす必要があり、その分卒業までの期間も長くなるでしょう。

費用対効果が高いのはクリニックでの脱毛

次に、ヒゲ脱毛の費用対効果について説明します。脱毛1回あたりの費用は、当然ですが1回の効果が高いクリニックでの脱毛の方が高く、サロン脱毛は比較的安価です。

しかし、サロンでの脱毛はあくまでも抑毛・減毛効果を得られる脱毛です。そのため、完了まで通っても、再び脱毛が必要なレベルまでヒゲが生えてくる可能性は少なくありません。

さらにサロンでの脱毛は卒業までの回数が多いため、再施術の費用と合わせると、クリニックでの脱毛と同等以上になる可能性が高いでしょう。

トータルで考えると、半永久的に脱毛できる医療脱毛の方がコスパがよく、費用対効果が高いといえます。通う回数はサロン脱毛よりも少ないため、交通費等も医療脱毛の方が節約できるでしょう。

クリニックでヒゲ脱毛する場合の施術回数目安

1回の施術では脱毛効果を実感しにくい点は理解しても、具体的に何回で卒業できるのか分からない方は少なくないでしょう。ここからは、クリニックでヒゲ脱毛する場合の施術回数の目安を説明します。

レーザー・美容電気脱毛

医療脱毛と呼ばれる脱毛には、レーザー脱毛と美容電気脱毛の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

レーザー脱毛はその名の通りレーザーを使用した脱毛方法で、1回の照射で広範囲に脱毛効果を与えます。そのため、1回あたりの施術時間が短い点がメリットですが、デザインや毛量を細かく調整しにくい点はデメリットです。

美容電気脱毛は電気が流れる針を使用し、毛を1本1本処理します。そのため、微調整がしやすく、レーザー脱毛より細かくデザインしやすい点、ツルツルに近い状態ではなく毛量を抑える程度にできる点がメリットです。ただし、毛を1本1本処理するため、1回あたりの施術時間がレーザー脱毛より長くなりやすい点はデメリットでしょう。

このようにレーザー脱毛と美容脱毛ではそれぞれ得意な点が異なります。自身の希望に合う脱毛はどちらなのか、事前にしっかりと考えてから脱毛方法を選びましょう。

ヒゲ脱毛の平均回数の目安

ヒゲ脱毛の平均回数の目安について、効果が見える回数と完了までの回数に分けて説明します。

3回以上通うと効果が見えてくる

レーザー脱毛の場合、1回あたりの効果が高いため、3回以上通うことで脱毛の効果を目で見て確認できるようになります。ただし個人差があるため、2回で効果を実感できる方もいれば、4〜5回通わないと分からない方もいます。

3回目で変化がないと感じると、このまま施術を受けて意味があるのか不安を抱く方もいるでしょう。しかし実際は目に見えた効果を感じにくくても、実際には1回目の施術から毛を生やす組織にダメージを与えられているはずです。3回で効果が見えてこないからといって、すぐに解約するのではなく、スタッフに相談しつつ5回程度までは様子見しましょう。

脱毛完了まで8回〜10回通う必要がある

ヒゲ剃りの手間を省ける程度、あるいはツルツルに近い状態まで脱毛したい場合は、8〜10回程度通う必要があります。完了までの回数は肌質や毛の量、求めるレベルによって差がありますが、8〜10回程度で満足した方が多いです。

脱毛完了までの費用をは、8〜10回程度分の費用で見積りするとよいでしょう。正確な回数、費用は、実際に医師の診察を受けないとわからないため、カウンセリングで相談することをおすすめします。

8〜10回通院した場合、1か月半に1回の頻度であれば12〜15か月、2か月に1回であれば16〜20か月で完了です。最大でも2年かかるケースは多くはないため、サロン脱毛よりスピーディーに脱毛できます。

高出力で脱毛するから強い痛みが生じやすい

医療脱毛は少ない回数で効果を実感でき、完了までの回数も少ない分、高出力で脱毛するため強い痛みが生じやすい点はデメリットです。

レーザーの刺激は濃くて太い毛ほど強く感じます。ヒゲは全身の中でも毛1本が濃くて太いのみならず量も多いため、麻酔を使用しても強い痛みと感じる方が多いでしょう。

毛1本1本を電気針で処理する美容電気脱毛は、レーザー脱毛よりも痛みが強いと感じる方が多い傾向にあります。強く輪ゴムを何度も弾かれたり、針を刺されたりしたような痛みと感じる方もいるため、痛みに弱い方は必ずテスト照射を受けてから契約しましょう。

6回以上のコースがおすすめ

クリニックでの脱毛は8〜10回で満足できる方が多いとなると、何回セットになったコースを選べばよいか悩む方もいるのかもしれません。

おすすめは6回以上のコースです。5回ではまだ効果が足りないと感じやすいため、6回以上のコースを選択すると安心できるでしょう。

ただし、実際に施術を受けてみないと、何回で満足できるかは分かりません。そのため、6回以上のコースを選びつつ、途中で満足したときのために手数料なしで途中解約できる保証や、追加照射は割引き価格で照射できるサービス等がついたコースを選ぶことをおすすめします。

サロンでヒゲ脱毛する場合の施術回数目安

次に、サロンでヒゲ脱毛する場合の施術回数の目安を確認します。

光脱毛

サロンでは光脱毛で施術をおこないます。光脱毛器から出る光は、医療脱毛で使用するレーザー脱毛ほどの威力がありません。毛を生やす組織の破壊までは難しく、組織にダメージを与える程度が限界です。

さらに、1回あたりの効果が低いため、毛が生えいにくい状態にするまでにも時間がかかります。そのため、基本的には医療脱毛よりサロン脱毛の方が卒業までの施術回数は多くなります。

通院する回数が多いと、その分完了までの期間は長くなります。早く脱毛を卒業したい、短い期間で通うのをやめたいと思う方は、医療脱毛を選んだ方が満足できるでしょう。

ヒゲ脱毛の平均回数の目安

サロンでのヒゲ脱毛の平均回数の目安を説明します。

5回以上通うと効果が見えてくる

クリニックでの医療脱毛は、3回以上通院すると効果が見えてくる方が多いですが、サロン脱毛の場合は5回以上が目安です。そのため、1回の施術ではあまり変化が見られないと考えてよいでしょう。

ただし医療脱毛同様に、何回で見た目の変化が出てくるかは個人差があります。5回よりも早くヒゲが薄くなったと感じる方もいれば、7回でも変化がないと感じる方もいるでしょう。

ひとまず5回を目安として、あまり変化が見られないようであればスタッフに相談しつつ、8回程度までは様子を見ることをおすすめします。

脱毛完了まで10回〜15回通う必要がある

脱毛完了まで通いたい場合は、一体どの程度の回数が必要でしょうか。医療脱毛は8〜10回に対し、サロン脱毛は10〜15回程度通わないと脱毛は完了しません。

1か月に1回の頻度で通うサロンでは10〜15か月、2か月に1回であれば20〜30か月かかる計算になります。

そのため、完了までの回数が多く期間が長いと感じる方は、1か月より短いペースで通院できるサロンを探すか、クリニックでのヒゲ脱毛を選ぶ方法がよいでしょう。

低出力だから痛みも弱い

サロン脱毛は、効果が実感できるまでの回数や完了までの回数が多く、完了までの期間も長いため、あまりメリットはないのではと思う方もいるのかもしれません。

しかし、脱毛器の光が低出力であり痛みを感じにくい点は、痛みに弱い方にとっては大きなメリットのはずです。高い効果を求めて医療脱毛を選択した方の中には、麻酔を使用しても痛みが強く、憂鬱な気分で施術を受けている方もいます。耐えられなくなり、光脱毛に乗り換えた方も決して少なくはありません。

そのため、痛みに弱い方や痛みに対して強い不安を感じる方は、回数が多く時間がかかったとしても、サロン脱毛を選んだ方がストレスなく通えるでしょう。

8回以上のコースがおすすめ

脱毛完了までの回数が10〜15回と言われると、範囲が広く何回のコースを組むべきか悩む方もいるのかもしれません。

そこでおすすめしたい回数は8回以上です。8回以下で満足できる方は少ないため、8回程度は施術が必要と考えてよいでしょう。

回数の多いコースを契約することに不安を感じるのであれあれば、10回コースの消化後は追加照射で対応できるサロンを選択するとよいでしょう。できればコース消化後の追加照射は割引き価格で受けられるサロンを選び、追加でかかる費用をできる限り節約してください。

ヒゲ脱毛で効果が出ない原因

脱毛した方のなかには、契約した回数を超えても効果を実感できない方もいます。その原因は次の3つです。

脱毛が毛周期に合っていない

脱毛の施術を受けるペースが毛周期に合っていない場合、成長期の毛に脱毛効果を与えられないため効果を感じにくくなります。

サロンやクリニックが推奨する間隔で施術を受けると、毛周期に合わせた施術が可能です。しかし、急な予定が入った等の理由で予約をキャンセルして取り直したり、予約に空きがなく希望のタイミングで予約できなかったりすると、毛周期と施術がズレてしまう場合があります。

脱毛効果に影響を与えないようにするには、施術予約はなるべくキャンセルしないこと、予約が取りやすいサロンやクリニックを選ぶことが重要です。

脱毛器の出力が弱い

脱毛器の出力が弱いと、その分脱毛効果も低くなってしまうため、効果をなかなか感じられません。

基本的には脱毛効果が感じられる程度の出力で施術をおこなっています。しかし、痛みが我慢できない場合や、施術後に強く赤み等の副作用が出てしまう場合は、通常よりも出力レベルを落として対処をしなければなりません。

もちろん、強い痛みを我慢して施術を受けることがよいわけではありません。しかし、まったくの無痛までレベルを落とすと、脱毛効果に支障が出てしまう点は覚えておきましょう。

肌トラブルや副作用によって出力レベルを落とす必要が出てしまい、その結果あまり脱毛効果を感じられない場合は、他のサロンやクリニックに乗り換えた方がよいかもしれません。別の脱毛器であれば肌質に合い、副作用なく通常の出力レベルで脱毛できる可能性があります。

脱毛器と毛質が合っていない

脱毛器にはそれぞれ毛質と相性があります。たとえば、太くて濃い毛が得意な脱毛器もあれば、産毛が得意な脱毛器もあるということです。

もしヒゲが薄いタイプの方が太くて濃い毛が得意な脱毛器を選んでしまうと、何度施術してもあまり脱毛効果は実感できません。

脱毛器を複数用意しているサロン、クリニックであれば、毛質にあわせて最適な脱毛器で施術してもらえるでしょう。しかし、1台しか脱毛器がないと毛質に合わせられず、脱毛効果が感じられないトラブルが発生する可能性があります。

そのため、サロン・クリニックを選ぶ際は脱毛器が複数台あるところか、自身の毛質に合った脱毛器を用意しているところを選びましょう。

効果的にヒゲ脱毛をおこなう方法

ヒゲ脱毛の効果を下げてしまう原因はいくつかあります。ここからは、効果的にヒゲ脱毛をおこなうために重要なポイントを3つまとめました。

自己処理にはシェーバーを使う

脱毛器の多くは、ヒゲが皮膚から出ている状態でのみ脱毛効果を与えられます。そのため、毛抜きヒゲを根元から抜いてしまったり、指でヒゲを抜いてしまったりすると、脱毛の効果が下がってしまうのです。

施術前には必ず自己処理が必要ですが、毛抜きは使用せず必ずシェーバーを使いましょう。施術当日にヒゲ剃りをすると毛の長さが不足する可能性があるため、前日までに済ませておくことをおすすめします。

肌荒れを起こした肌には脱毛できない危険性があるため、当日施術がNGにならないためにシェービングクリームは必ず使用しましょう。

肌ケアをしっかりする

肌の乾燥やバリア機能が低下していると、脱毛の効果も感じにくくなります。肌のコンディションが著しく悪い場合、脱毛器が照射できない可能性もあるため注意が必要です。

肌のコンディションがよい状態で脱毛を受けるために、日頃から肌ケアをしっかりとおこなっておきましょう。化粧水のみでは肌が水分を保持できないため、乳液やクリーム等、油分の多いものを重ねてフタをしてください。

洗顔後や入浴後は肌の水分が失われやすいタイミングです。肌が乾いてしまってからではなく、洗顔や入浴が終わったら速やかにケアするようにしましょう。

日焼けしない

日焼けして赤みが出た状態の肌には脱毛器を照射できません。赤みが出ていなくても肌が黒くなっている場合は、脱毛器によってはメラニン色素に反応しすぎてしまうため、施術を断られてしまいます。

脱毛の施術に通っている間は、日焼け止めを使用して紫外線対策しておきましょう。紫外線は一年中降り注いでいるため、季節問わず日焼け止めの使用は必須です。

また、脱毛を卒業するまでは、日焼けするリスクの高い夏のレジャーは控えた方がよいでしょう。仕事柄、紫外線を浴びる機会が多く、肌が常に日に焼けて黒い状態の場合は、日焼け肌でも脱毛できる脱毛器を用意しているサロン・クリニックを選びましょう。

ヒゲ脱毛に関するよくある質問

ヒゲ脱毛に関するよくある質問は次の6つです。

毎日脱毛した方が早く完了する?

脱毛は毛周期に合わせる必要があり、1か月半〜2か月程度の間隔で照射をおこなうと効率的といわれています。そのため、毎日脱毛しても早く完了するわけではありません。

多くのサロン、クリニックが施術の適切な間隔を定めています。適切な期間より早いペースで予約を入れられないようになっているため、毎日脱毛することは現実的に難しいでしょう。

ヒゲが濃くても効果はある?

ヒゲが濃い方でもヒゲ脱毛の効果は期待できます。ただし、ヒゲが濃い方は毛の量が多いため、ヒゲが普通〜薄い方よりは多い回数の施術を受ける必要があるかもしれません。

一般的にはクリニックは8〜10回程度、サロンは10〜15回程度の施術が必要といわれています。ヒゲが濃い方は平均の1.5〜2倍程度の回数を要するかもしれません。

実際にどの程度の回数が必要なのかは、カウンセリングにてスタッフに診断してもらわないとわからないものです。

ヒゲが薄くなるのは何回目から?

ヒゲが薄く感じられるのはサロンで5回以上、クリニックで3回以上施術を受けてからです。1回目ではあまり薄くなったと感じませんが、回数を重ねるごとに薄さを実感できるようになります。

ただし、ヒゲが薄く感じるまでの期間は毛質や毛量、肌質によって異なるため、すべての方が同じではありません。同じクリニックに通っている人が3回目で薄くなったと感じていても、自身の場合は2回であったり、4回であったりする可能性があります。

ただしサロンで10回以上、クリニックで6回以上の施術を受けても、まったく目に見えた変化がない場合は、どこかに問題があるのかもしれません。何度受けても効果がない場合は1度サロン、クリニックに相談してください。

ヒゲ脱毛の効果を高める方法は?

ヒゲ脱毛の効果を高めるには、事前の自己処理はシェーバーを使用する、肌ケアをする、日焼けを防ぐことの3つの方法が重要です。

また、サロンよりもクリニックを選んだ方が、ヒゲ脱毛の効果は高いためおすすめです。サロンでの脱毛は永久脱毛ではなく、ツルツルに近い状態まで脱毛できない場合もあります。高い効果を希望する場合は、クリニックでカウンセリングを受けてみてください。

青ヒゲは医療脱毛で治る?

青ヒゲは皮膚から毛が透けて見えることで起こるものです。そのため、医療脱毛で根元からヒゲを処理してしまえば青ヒゲは治るでしょう。

家庭用脱毛器はヒゲ脱毛に効果がある?

家庭用脱毛器はヒゲ脱毛の効果がまったくないわけではないですが、1回あたりの効果は低いと考えてよいでしょう。

なぜなら、家庭用脱毛器は素人でも安全に使用できるよう、サロンのものよりも出力レベルを下げてあるからです。

家庭用脱毛器の本体代やメンテナンス代を合計すると、サロンやクリニックで受けた場合の費用とそこまで差がない場合もあります。費用や効果の面から考えて、家庭用脱毛器よりサロンやクリニックの方が効率的といえるしょう。

まとめ

ヒゲ脱毛はサロン、クリニックともに1回では効果を実感できません。毛周期にあわせて施術をおこなう必要があるため、目に見えた変化が出るのはクリニックで3回以上、サロンで5回以上の施術が必要と覚えておきましょう。

高い脱毛効果を求めるのであれば、出力の高いクリニックがおすすめです。ただし、施術1回あたりの費用が高い、痛みを感じやすい等のデメリットもあるため、カウンセリングを受けてじっくり検討してから契約しましょう。

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