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男性ホルモンの種類を解説!よく聞くテストステロンとは?

男性ホルモン 種類

男性ホルモンという言葉を聞いたことがあるという人は多いと思いますが、その中にもいくつかの種類があることをご存知でしょうか。

よく聞くテストステロンもその一つで、筋トレが好きな人や健康意識の高い人の間では、特に重要な役割を果たしていることで知られています。

そこで今回の記事では、テストステロンを含む男性ホルモンの種類について、わかりやすく解説していきます。

目次

そもそも男性ホルモンとは?

まずはじめに男性ホルモンとはなにかということについて簡単に説明させていただきます。

男性ホルモンとは、女性ホルモンと同様、性ホルモンと呼ばれるホルモンのことです。

胎児期に男性器や睾丸の発達に大きく関与し、成長期には第二次性徴といって、筋骨格の発達を促したり、他にも例えば声変わりにも影響したりしています。

しかし男性ホルモンの役割は大きく、詳しくは後述いたしますが、成長期が終わった後も精神面と肉体面の両方を支える重要な働きをしています。

またこれは余談ですが、男性ホルモンと指の長さには強い関係があります。

胎児期に男性ホルモンを多く浴びた方は薬指が人差し指よりも長く、逆に少なかった人は人差し指が薬指よりも長いです。

自分の男性ホルモンが多いのか少ないのか気になるという方は、指の長さを比べてみると良いでしょう。

男性ホルモンの種類

冒頭に記載の通り、男性ホルモンにはいくつかの種類が存在します。

先にお伝えしておくと、アンドロゲンというのは男性ホルモンの別称になるため、男性ホルモンの種類とは異なります。

その前提でここでは、テストステロン、ジヒドロテストステロン、デヒドロエピアンドロストロンについて解説します。

テストステロン

体内の男性ホルモンにおける実に95%を占めるのがテストステロンで、精巣から分泌されます。

分泌の仕組みは以下の流れです。

①脳の視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌

②GnRHをを受けた脳の下垂体からLH(黄体化ホルモン)を分泌

③LHが精巣に働きかけて、男性ホルモン(テストステロン)が分泌

テストステロンは男性ホルモンのなかでも特に重要であり、一般的に男性ホルモンというときには、テストステロンのことを指していると考えても問題ありません。

以前はテストステロンが前立腺がんに対して悪影響を与えるという理由から、その治療のために睾丸摘出術がおこなわれていました。

しかし近年では睾丸を摘出することに抵抗がある方も多いため、テストステロンの分泌を抑制したり、テストステロンが前立腺に悪い作用をおこさないようにする薬が用いられています。

ジヒドロテストステロン

ジヒドロテストステロンはAGAや薄毛治療の文脈で耳にしたことがある人もいるかもしれません。

ジヒドロテストステロンは先ほどご紹介したテストステロンに対して、体内の5α還元酵素と呼ばれる酵素が作用することで生成されます。

ジヒドロテストステロンは毛母細胞という髪の毛を作る細胞に悪影響を及ぼし、髪の毛が成長し切る前に抜けるようになってしまいます。

男性ホルモン(テストステロン)を増やすとハゲてしまうのではないか?と疑問に思われる方も多いですが、もともと5α還元酵素が多い人はテストステロンを増やすことで薄毛になってしまうリスクがあります。

しかし今では5α還元酵素の働きを抑制する薬も存在するため、テストステロンを増やすことで薄毛を心配する必要はありません。

デヒドロエピアンドロステロン

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)はテストステロンの原料にもなるホルモンで、女性の間では、若返りホルモンの名前で知られています。

というのもデヒドロエピアンドロステロンは免疫力の向上や筋肉の維持など、若々しくいるために重要な働きをしています。

しかし実はこのデヒドロエピアンドロステロンはストレスを受けすぎると分泌が減少していしまいます。

テストステロンが睾丸から分泌されるのに対して、デヒドロエピアンドロステロンは副腎から分泌されます。

実はストレスから身を守るために分泌されるコルチゾールというホルモンも副腎から分泌されます。

そのためストレスを受けすぎてコルチゾールが分泌され過ぎてしまうと、副腎が疲れてしまい、デヒドロエピアンドロステロンの分泌が弱まってしまうというわけです。

テストステロンを増やすメリット

続いて男性ホルモンを増やすことのメリットについて解説いたします。

すでにお伝えしたようにテストステロンは男性ホルモンのおよそ95%を占めるため、男性ホルモンの働きはテストステロンの働きといっても差し支えありません。

そのためここではテストステロンを増やすことのメリットを説明いたします。

筋肉がついて骨が丈夫になる

テストステロンが多く分泌されると、筋肉が発達して骨が丈夫になります。

また中性脂肪を減らす作用もあるため、テストステロンが多い人というのは若々しく健康的な印象を与えます。

また実は女性にもテストステロンは少量分泌されており、更年期になるとエストロゲンの分泌が減少するため、テストステロンの量が相対的に多くなります。

このとき減少するエストロゲンの働きをカバーするのがテストステロンで、筋肉や骨の健康を維持する役割を果たしています。

認知力とやる気を高める

テストステロンは身体的なメリットだけでなく、認知力向上やモチベーションアップの役割も果たしています。

テストステロンと記憶力には深い関係があり、さらには認知症の予防にも効果的とされています。

また恐怖心を和らげて精神を落ち着かせる作用があり、結果として新しいことや難しいことに対するやる気を出してくれます。

そのためテストステロンの多い男性は社会的に成功する傾向が強く、ビジネスリーダーの多くは男性ホルモンが多いという研究もあります。

テストステロンを増やす方法

様々なメリットが存在するテストステロンですが、嬉しいことに後天的に増やすことが可能です。

最後にテストステロンを増やす方法について解説します。

男性ホルモン注射

テストステロンを直接筋肉中に注射する方法です。

ホルモン補充療法には他にも経口薬や軟膏薬による方法が存在していますが、吸収率が安定しないことと副作用の観点から、多くの医療機関では注射による方法が用いられています。

男性ホルモン注射の効果は高く、早い人では打ったその日の帰り道には効果を実感できるほどです。

また専門の医師による診断のもとおこなうため安全性も非常に高いです。

男性ホルモンを増やしたいとお考えの方は、是非お気軽にクリニックまでお越しください。

食事・睡眠・運動

もちろん基本的な生活習慣を見直すことも非常に大切です。

まず食事においてはなるべくバランスの良い食事を心掛けて、甘いものや揚げ物ばかりに偏ってしまわぬように注意しましょう。

また睡眠時間はできるだけ7時間以上を心掛けて、毎日できるだけ同じ時間に就寝することで、質の高い睡眠を心掛けます。

最後に運動ですが、テストステロンを増やすには筋トレが効果的です。

特にスクワットやデッドリフト、ベンチプレスのように大臀筋や大胸筋といった大きな筋肉を使うトレーニングがおすすめです。

まとめ

一言で男性ホルモンといっても様々な種類があり、その中でもテストステロンはとても重要な役割をはたしています。

テストステロンを増やすことで見た目にも若々しく、仕事やプライベートにも積極的なデキる男になることが可能です。

オーシャンメンズクリニックでは、医師による男性ホルモン注射と提携先のパーソナルジムによる生活習慣の改善の両面から、あなたの男性力向上をサポートいたします。

いつまでもカッコいいオトコでありたいという男性の方は是非お気軽にクリニックまでお越しください。

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