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男性ホルモンは髪の毛に悪いのか?ハゲる原因と対策を解説

男性ホルモン 髪の毛

男性ホルモンの多い人は、肉体的には筋肉質で骨格も丈夫であり、精神的には仕事やプライベートに精を出すエネルギッシュな印象があります。

しかしながら男性ホルモンが多い人は薄毛になるのではないかという疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。

ただもしそれが真実だとすると、男性ホルモンの分泌が活性化してくる思春期~30代までの男性は、全員髪の毛が薄いということになってしまいます。

そう考えると男性ホルモンが多いことが必ずしも薄毛を引き起こすわけではなさそうです。

そこでこの記事では男性ホルモンと髪の毛の関係、ハゲる原因と対策について解説します。

目次

記事を読むのが面倒という方に!

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男性ホルモン注射をおこなうことで、効率的にテストステロンを増やすことが可能です。

しかも詳しくは後述しますが、テストステロンを増やしたからといってハゲるというわけではないのです。

無料相談も承っておりますので、気になる方はぜひお気軽にご来院ください。

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男性ホルモンと髪の毛の関係

男性ホルモンといってもいくつか種類が存在し、中でも代表的なテストステロンには髪の毛を太くする役割があることで知られています。

それでは男性ホルモンが多いとハゲるといわれる原因はどこにあるのでしょうか?

ジヒドロテストステロンが薄毛の原因になる

男性ホルモンのなかでも薄毛の原因となるのは、悪玉の男性ホルモンであるジヒドロテストステロンと呼ばれるものです。

睾丸で作られたテストステロンは血液を流れ、一部は頭皮に存在する5αリダクターゼという還元酵素の作用を受けます。

するとテストステロンは、活性型男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。

髪の毛は通常、一定のサイクルで発毛と脱毛を繰り返しており、これを毛髪周期といいます。

毛根に存在する毛乳頭細胞が、髪の毛の原料を作り出す毛母細胞に司令を発し、毛母細胞がケラチンというタンパク質を生み出すことで髪の毛になります。

通常この成長期が2年から6年ほどあり、その間は元気な髪の毛が生え続けます。

しかしジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合し、TGF-βという退行期を誘導するタンパク質を産出することで、毛母細胞の分裂・増殖を抑制して、本来成長期にあるはずの毛髪が退行期に移行してしまいます。

結果として抜け毛が進んでしまいハゲになってしまうというメカニズムです。

男性ホルモン=テストステロン自体は薄毛の原因ではない

上記でも解説したように、テストステロン、5αリダクターゼ単体では薄毛を促すことはありませんが、この2つが掛け合わさることによって薄毛の原因になってしまいます。

またテストステロン、5αリダクターゼのどちらかが少なければ、ジヒドロテストステロンに変換される割合は低いことが分かっています。

最近では5αリダクターゼの活動を抑制し、脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン変換率を低下させるフィナステリドやデュタステリドの開発により、テストステロンを高めながらも脱毛や薄毛のリスクを回避することが可能になっています。

薄毛になることを懸念してテストステロンが低い状態のままにしておくと、男性型更年期障害など他の病気が懸念されるので、5αリアクターゼの働きを抑制しながらテストステロンの値を高めていくことをおすすめします。

なぜヒゲや体毛は濃くなるのか?

ちなみになぜ頭皮は薄くなる一方で、ヒゲや体毛は濃くなるのかというと、毛乳頭細胞とDHTが結合したときに受け取るシグナルが異なるためです。

繰り返しになりますが、頭皮の場合は毛母細胞の働きを抑制するTGF-βが産み出されます。

一方でヒゲや体毛の場合は毛母細胞の働きを促すIGF-1が産み出されます。

結果として頭皮は薄いのにも関わらず、体毛は濃いという人が出てくるというわけです。

性欲が強い人はハゲる?

またネット上では、「性欲が強い人ほどハゲる」「男性ホルモンが多い人は髪の毛がすぐ伸びる」など言われることがありますが、科学的な根拠はありません。

おそらくこれは男性ホルモンが多いとハゲるという噂が、伝言ゲームのように変わったものと思われます。

テストステロンを補充して男性力を高めよう!

テストステロンを増やすことで、若い頃のような肉体や活力を取り戻すことが可能です!

しかもお伝えしたように、テストステロンは直接ハゲには関係ありません。

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薄毛の予防と対策

そうはいっても万が一ハゲてしまっては困るという方に向けて、薄毛の予防と対策を解説いたします。

ジヒドロテストステロンを生み出す5αリダクターゼは、遺伝要素が強く、男性の場合、母親・母方の祖父母にAGAの人がいると、いない人に比べてAGAを発症する確率が高くなります。

しかし、これはたくさんある薄毛の原因の一つでしかなく、普段の生活で予防できることや対策はあります。

ジヒドロテストステロン阻害薬

先ほども少し触れましたが、現在では5αリダクターゼの働きを抑える薬も開発されております。

フィナステリドやデュタステリドを服用することによって、薄毛の原因となるジヒドロテストステロンの発生を抑えることが可能です。

オーシャンメンズクリニックではAGA治療も行っていますので、是非お気軽にご相談ください。

適切にスカルプケアをおこなう

男性ホルモンが多いと、皮脂の分泌が多くなります。

これは、男性ホルモンが脂腺細胞の増殖や分化を促進しているためです。

また、過剰な皮脂の分泌はニオイの素になります。

頭皮をしっかりと洗うことで、毛母細胞や毛乳頭細胞の働きを阻害しないようにしつつ、ニオイのケアにも心がけましょう。

薄毛を抑える食べ物

髪の毛を作る毛母細胞は食事から摂取した栄養をもとにします。

そのため普段の食事から気をつけることが大切です。

また大豆に含まれるイソフラボンには、5α還元酵素の働きを抑制する作用があることで知られています。

栄養バランスを心掛けつつ、積極的に摂るようにすると良いでしょう。

運動やストレッチをする

運動不足によって血行が悪くなると、頭皮にも良くありません。

中でも筋トレはテストステロンの分泌においても良い作用をもたらします。

特にスクワットやデッドリフトのような大きな筋肉を使うトレーニングをおこなうことで、短時間で効率よく効果を得ることが可能です。

同様の理由で喫煙習慣のある方は血行を悪くする恐れがあり、その他タバコは百害あって一利なしなので、なるべく禁煙をおすすめします。

質の良い睡眠をとる

ストレスを溜め込むことによって脱毛が進行することは、一般的にもよく知られていると思います。

そのためなるべく7時間から8時間ほど睡眠を確保することで、前日のストレスや疲れを翌日に持ち越さないことが大切です。

また過度な飲酒も睡眠の質を低下させます。

睡眠の質を高めるためにも、お酒は嗜む程度の量に抑えましょう。

そもそも男性ホルモンとはなにか?

薄毛の原因になるのは代表的な男性ホルモンであるテストステロンではなく、ジヒドロテストステロンであるとおつたえしました。

混乱を避けるために、ここではそもそも男性ホルモンについて少し詳しく解説させていただきます。

男性ホルモンとは、胎児期において男性の身体的特徴を形成する上で大きな働きをするホルモンのことで、二次性徴においては以下のような男性的特徴を発達させる作用もあります。

  • 陰嚢と精巣が大きくなる
  • 陰茎が長くなる
  • 精管と前立腺が大きくなる
  • 陰毛が生える
  • ひげとわき毛が生える
  • 射精ができるようになる

また男性ホルモンにはいくつか種類があり、総称してアンドロゲンと呼びます。

その中でもテストステロンは全体の95%を占めており睾丸で作り出されます。

残りの5%がジヒドロテストステロンやアンドロステンジオンなどであり副腎で作り出されます。

多くの場合、男性ホルモンというときこのテストステロンを指しており、男性らしい骨格や筋肉を作ったり、やる気や競争心、また性欲や生殖活動へのモチベーションを維持するのに大きな役割を果たしています。

本来は男性にとってありがたい役割を果たしているテストステロンは、5α還元酵素と作用することで、悪玉であるジヒドロテストステロンに変わってしまうというわけです。

男性ホルモンに関する詳細は、次の記事でも触れております。

脱毛症の種類

ジヒドロテストステロンの影響による薄毛はAGAという病気に分類されます。

他にも薄毛には種類があるので、こちらに解説いたします。

AGA(男性型脱毛症)

成人男性特有の進行型の脱毛症で、前頭部や頭頂部など部位的に生じる脱毛のことです。

薄毛で悩む男性の9割がこのAGAといわれています。

主な原因は、遺伝的な要素が強いですが、男性ホルモンのバランスの乱れも考えられます。

治療せず放置していると進行していきますので、早めの治療が大事になります。

びまん性脱毛症

生え際が後退するのではなく、髪の毛全体的に薄くなる症状が特徴で、更年期を迎えた女性がなりやすいとされています。

老化やストレス、間違ったヘアケアなど原因は様々です。

円形脱毛症

男女問わず子供から高齢者までが発症する可能性があります。

過度なストレス等により、リンパ球が毛根を攻撃することにより、健康な元気な毛髪まで抜け落ちてしまう自己免疫反応が原因とされています。

女性の脱毛の仕組みと特徴

女性特有の薄毛として、びまん性脱毛症があげられます。

頭頂部から薄毛が広がり、髪の毛の分け目が透けて見えることが特徴です。

びまん性脱毛症は大きく分けて2つあります。

FAGA(女性男性型脱毛症)

実は、女性の脱毛も約5割がFAGAと言われています。

更年期を迎えた女性に多く、これは閉経により女性ホルモンの分泌量が減り、相対的に男性ホルモンの作用が増えることにより発症します。

しかし、男性とは異なり、前頭部や頭頂部といった部分的な薄毛ではなく、全体的に薄毛になるというのが特徴です。

休止期脱毛症

休止期脱毛症は、ヘアサイクル上で、通常は休止期(古い髪が抜け落ちる期間)にある10%の毛髪が、20%ほどに増えることで起こります。

FAGAのように短い軟毛ではなく、長い硬毛が頭部全体から脱毛するのが特徴です。

特定の原因は解明されていませんが、精神的ストレスや疲労、過度のダイエット、加齢、甲状腺疾患や貧血、常備薬による副作用などが要因ではないかといわれています。

また、女性特有の薄毛として分娩後脱毛症もあります。

これは出産によるホルモンバランスが乱れることにより起こります。

出産後2~3ヵ月ほどがピークで、1年ほどで治ることが多数です。

女性の脱毛も対策としては、バランスのいい食事、質のいい睡眠、適度な運動などを心がけましょう。

また、シャンプー前後のケアや髪の毛の乾かし方などを気をつけることでも対策出来ます。

専門医を訪れて、育毛剤を処方してもらうことも一つ手でしょう。

「髪は女の命」なんて言葉があるように、髪は男性だけではなく、女性にとっても大切なものです。

美しい髪をいつまでもキープできるよう、普段からセルフケアを行うことが薄毛予防となるでしょう。

まとめ

テストステロンが直接ハゲになる物質ではないことをご理解していただけたでしょうか。

前述した通り、テストステロンを増やしながら、5αリダクターゼの活動を抑え薄毛を抑制する薬も出ています。

男性らしい体つきや活力に漲った精神力は、テストステロンの存在が不可欠です。

当院オーシャンメンズクリニックでは男性ホルモン注射をおこなっております。

無料相談も承っておりますので、気になる方はぜひお気軽にご来院ください。

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