AGAは男性特有の脱毛症で、薄毛や抜け毛が進行していく疾患です。AGAについて調べたことがある方は「AGAは発症したら終わり」「治療は一生続く」などと、聞いたことがあるのではないでしょうか。
AGAは日本人男性の3分の1は発症するとされており、若いうちから心配になる方は少なくありません。本記事では、AGAが発症したら終わりと言われている理由について触れていきます。
あわせて発症する原因から治療法まで詳しく解説しているため、AGAに対する疑問や不安が解消できるでしょう。すでに薄毛や抜け毛で悩んでいる方や、将来AGAを発症するのではないかと心配な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
発症したら終わり？AGAについて
そもそもAGAとは、どのような疾患なのでしょうか。発症したら終わりといわれているAGAについて解説します。
またAGAの進行パターンや、髪の毛のメカニズムについても触れていきます。AGAについての理解を深めていきましょう。
AGA（男性型脱毛症）とは
AGAとはAndrogenneticAlopeciaの略で、男性型脱毛症とも呼ばれている疾患です。AGAを発症すると、おでこの生え際やつむじなどの髪の毛が細く短くなり、産毛に変化していきます。
AGAを発症して薄毛や抜け毛などの症状を放置していると、最終的に頭皮が見えてくるようになります。AGAによく見られる症状は、次のとおりです。
・抜け毛の量が増える
・髪の毛が細く短くなる
・ハリやコシがなくなる
・髪の毛が柔らかくなる
・おでこの生え際の後退
上記のような症状が出始めたら、早めに治療をおこなうことが大切です。またAGAは日本人男性の3分の1が発症しており、年齢を重ねるとともに発症率が高くなります。
しかし、AGAの発症には遺伝と男性ホルモンが深く関わり合うため、20代や30代などの若いうちから発症する方も少なくありません。AGAは成人を迎えている男性全員が、十分注意する必要のある疾患です。
AGA（男性型脱毛症）の進行パターン
AGAの進行パターンは、O字、M字、U字の3つに分けられます。いずれの進行パターンも、最終的には広範囲で頭髪が薄くなるものの、それぞれ抜け方が異なることが特徴です。
O字型はつむじ周りから毛髪が抜けていき、進行するとおでこの生え際あたりも薄くなり始めます。頭頂部から進行していくO字型は、日本人に多く見られる脱毛パターンです。
M字型はAGAの症状で最も多く見られる脱毛パターンで、両サイドのこめかみから生え際が薄くなる特徴があります。M字型が進行すると、つむじ周りも徐々に薄くなり始めます。
U字型は、前髪の生え際からつむじ周辺にかけて後退していく点が特徴です。U字型は、M字型とO字型が同時に進行している脱毛タイプで、AGAのなかで最も深刻な症状とされています。
いずれの進行パターンも、太い血管のある側頭部や後頭部は毛髪が残りやすい傾向にあります。
髪の毛のメカニズム
毛には成長期、退行期、休止期を繰り返すヘアサイクルがあります。通常、ヘアサイクルは成長期に毛が伸び、退行期になると毛の成長が止まり、休止期に入ると毛が抜け落ちていく仕組みです。
しかしAGAを発症すると成長期が大幅に短くなり、休止期に毛包がとどまるため、十分成長できていない髪の毛が抜け落ちて薄毛になります。
またAGAは、ヘアサイクルの関係で治療に時間がかかります。AGA治療の効果を実感するのは、ヘアサイクルが終わりを迎え、一からスタートするタイミングからです。治療期間は、AGAの進行度合いや症状により異なるものの、1年は継続しましょう。
AGA（男性型脱毛症）が発症したら終わりと言われる理由
AGAが発症したら終わりと言われる理由は、完治しない疾患のためです。実はAGAと深い関わりを持つヘアサイクルは、繰り返される回数が一生のうち20〜40回程度と決められています。
ヘアサイクルが20〜40週したあと、毛は永遠に生えてこなくなります。AGAを発症すると成長期が短縮され、ヘアサイクルが繰り返されるスピードが速まり、最後の回数を迎える仕組みです。
現在の医療では、回数制限を迎えたヘアサイクルを復活させる技術がありません。ゆえにAGAは、発症したら終わりと言われているのでしょう。
AGA（男性型脱毛症）になる原因
AGAは、さまざまな原因により発症する疾患です。ここからは、AGAになる原因と考えられるものを5つ紹介します。まだAGAを発症していない方は予防として、すでに薄毛に悩んでいる方は、原因を特定して治療に役立ててみてください。
生活習慣によるもの
生活習慣の乱れは直接的な原因ではないものの、AGAの発症や進行を促す可能性があります。睡眠不足や栄養バランスの乱れ、喫煙、飲酒などは毛髪の成長を妨げ、抜け毛や薄毛の進行を促進させる原因です。
睡眠不足の場合は成長ホルモンの分泌が低下し、髪が育ちにくくなります。また栄養不足でタンパク質やビタミン、ミネラルが不足していると、抜け毛が増加します。
毎日7～8時間は睡眠をとり、自炊で栄養バランスのよい食事を心がけることが大切です。飲酒はストレス解消の観点から見ると問題ないものの、日常的に多飲している方は注意が必要です。
体内のアルコールが一定量を超えると血流量が減退し、AGAを促進する恐れがあります。喫煙も同様に、AGAを進行させる行為の一つです。生活習慣の乱れはAGAを進行させる場合もあるため、一つでも当てはまる方は日常生活を意識して過ごしましょう。
遺伝によるもの
親族に薄毛の方が多い場合、AGAの原因が遺伝である可能性が高いといえます。AGAの遺伝に関しては、次の2つがポイントとなります。
・5αリダクターゼの活性度は、親から子に遺伝しやすい
・男性ホルモンレセプターの感受性が高い
そもそもAGAは、テストステロンと5αリダクターゼが結合し、ジヒドロテストステロンに変換されることで発症する疾患です。ジヒドロテストステロンの生成を促す5αリダクターゼが活性化しやすいと、AGAを発症する可能性が高くなります。
5αリダクターゼの活性度は、親から子に引き継がれやすく、子もAGAになる確率が上がります。さらに親が持つ男性ホルモンレセプターの感受性の強さも、AGAが遺伝する原因の一つです。
男性ホルモンレセプターがジヒドロテストステロンをキャッチすると、脱毛因子TGF-βが増加し、脱毛が始まります。男性ホルモンレセプターの感受性の強さで、AGAを発症するのかが決まるとされています。
そのため親の男性ホルモンレセプターの感受性の強さが遺伝した場合、子もAGAを発症する確率が高いでしょう。また母親の親族に薄毛の方がいる場合は、とくに注意が必要です。母親のX染色体は薄毛の遺伝子を持ち、子に引き継ぐ役割があります。
すなわち、母方の祖父や曾祖父が薄毛であれば、AGAを発症する確率が非常に高くなるといえます。
男性ホルモンによるもの
男性ホルモンには、さまざまな種類があります。なかでもAGAの原因となる男性ホルモンは、ジヒドロテストステロン（DHT）です。
ジヒドロテストステロンとは、テストステロンと5αリダクターゼが結合して生まれる男性ホルモンのことを指します。ジヒドロテストステロンは、髪の毛をつくる毛母細胞の働きを低下させ、発毛を阻害する男性ホルモンです。
発毛に深く関わりのあるヘアサイクルを狂わせるため、AGAの主な原因といえます。
ストレスによるもの
ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱すため、髪の毛にも悪影響を及ぼします。
AGAの直接的な原因ではないものの、自律神経が乱れると血流が悪くなり、髪の毛が育ちにくくなるほか、抜け毛が増えるようになります。
またストレスによるホルモンバランスの乱れも、AGAを進行させる原因の一つです。ホルモンバランスが乱れると成長ホルモンの分泌が減少し、髪の毛が成長しにくくなります。
過度なストレスは、AGAの症状を進行させることにつながるでしょう。
AGA（男性型脱毛症）は早期治療が大切
AGAは完治しない疾患ですが、早期治療により進行を遅らせることが大切です。
毛の成長に関わるヘアサイクルが繰り返される回数は、生涯で20〜40回程度と決められています。ヘアサイクルが20〜40週した場合、毛は永遠に生えてこなくなります。
AGAを発症するとヘアサイクルが繰り返されるスピードが速まり、薄毛を放置している間にヘアサイクルの回数が限界に達するため、早期治療で進行を抑えることがポイントです。
髪の毛のヘアサイクルが限界を迎えたあと、もしくは残りの回数がわずかな状態で治療しても、十分な効果は得られないでしょう。またAGAが進行していると、より多くの治療薬が必要になり、治療にかかる費用が高くなります。
効果を実感しにくいのみならず、より高額な治療費が必要になるでしょう。
薄毛が気になり始めたら、まずは医師に相談してみてください。
AGA（男性型脱毛症）の治療方法
AGA治療の基本は、進行の抑制と発毛促進です。
軽症で予防が目的の場合は進行の抑制をおこないますが、進行している場合は発毛促進をメインとして治療を進めることもあります。ここからは、AGAの具体的な治療法や副作用、費用相場を見ていきましょう。
AGA治療の基本は進行の抑制と発毛促進
AGA治療では、基本的に進行の抑制と発毛促進をおこないます。
薬剤治療や注入治療、自毛植毛、光治療などのさまざまな種類があるものの、いずれも進行の抑制や発毛促進を目的としておこなう治療です。
また薄毛になる経緯には、2つのタイプがあります。抜け毛が増えて髪の毛が少なくなるタイプと、髪の毛を生やす力が衰えることで薄毛になるタイプの2つです。
抜け毛が増えるタイプの場合、抜け毛の進行を抑制する治療薬が処方されます。反対に髪の毛を生やす力が衰えるタイプの場合、血流を促して発毛を促進する効果のある治療薬を使用します。
AGAの症状や進行度合いなどを考慮したうえで、進行の抑制や発毛促進がおこなわれることが基本です。
AGA治療は専門のクリニックがおすすめ
AGA治療は皮膚科や内科でもおこなわれているものの、AGA専門クリニックでの治療がおすすめです。皮膚科や内科は薄毛に関する専門医が少なく、治療の種類や薬も限られています。
AGA治療は症状や進行度合いに適した方法でおこなうことが大切ですが、治療の種類や薬が限られているクリニックの場合、十分な効果が得られない可能性もあります。
AGA専門クリニックであれば、自身に適した治療が受けられるほか、専門医によるサポート体制も万全です。
薄毛の悩みでAGA治療を受ける際は、皮膚科や内科などの一般病院ではなく、AGA専門クリニックを選びましょう。
薄毛を予防・改善したい方向けの治療法
薄毛の予防や改善が目的の場合、進行を抑える飲み薬を使用して治療をおこないます。薄毛の進行を抑える飲み薬として使用されるのは、デュタステリドとフィナステリドの2種類です。
デュタステリドとフィナステリドは、AGAの原因となるDHTの生成を抑制し、短縮されたヘアサイクルを改善させる働きがあります。
どちらも薄毛の進行を抑える働きのため、AGAの症状が軽度の場合に用いられることが特徴です。デュタステリドとフィナステリドの副作用は、リビドー減少や勃起不全、射精障がい、肝機能障がいなどです。
しかし副作用が起こる可能性は低く、医師の指示のもと服用していれば、過度に心配する必要はありません。またそれぞれの1か月あたりの費用相場は、デュタステリド8,000円〜1万円、フィナステリド5,000円〜9,000円が目安です。
発毛を促進させたい方向けの治療法
発毛を促進させる目的の場合、ミノキシジルの外用薬と内服薬を使用して治療します。AGAの症状が進行し、デュタステリドとフィナステリドのみでは薄毛を改善できない場合に使用されます。
ミノキシジル外用薬は頭皮に直接塗り込み、血管拡張作用で発毛を促す治療薬です。肌が弱い方の場合、頭皮にかゆみやかぶれなどの副作用が生じる可能性があります。
一方でミノキシジル内服薬は、外用薬と比べると発毛効果が高い点が特徴です。
塗布した部分にのみ効果を発揮するミノキシジル外用薬に対し、ミノキシジル内服薬は体内の毛細血管にまで血流を回すことで細胞を活性化させ、毛髪の成長を促します。
ミノキシジル内服薬の副作用として、肝機能障がいや頭痛、動悸、めまいなどが挙げられます。ミノキシジルの1か月あたりの費用相場は、外用薬5,000円〜1万円、内服薬は1万円〜2万円程度が目安です。
AGA治療をする際のポイント
AGA治療をする際に、意識すべきポイントを3つ紹介します。
次のポイントを踏まえたうえで、スムーズに薄毛を治療しましょう。
クリニックは複数比較して選ぶ
AGA治療を任せるクリニックは、慎重に比較して選ぶことが大切です。まず比較対象は、AGA専門クリニックに絞ることをおすすめします。
皮膚科や内科などの一般病院は、治療の種類や専門性に欠け、満足のいく治療が受けられない可能性があります。一般病院は毛髪を増やすのではなく、進行を抑える治療をメインとしている点も推奨できない理由の一つです。
AGA専門クリニックのなかで絞れたあとは、治療実績や価格、アクセス、オンライン診療が可能なのかなどを比較し、自身に適したクリニックを見つけましょう。
続けやすい価格のものを選ぶ
AGA治療を開始するときは、続けやすい価格の治療や薬を選びましょう。続けられない価格のものを選ぶと治療が継続できず、十分な効果を得られないまま諦めることになります。
またAGA治療には、薬や治療代のほか、初診料や再診料、検査料なども必要です。さらにAGA治療は自由診療ですべて自費のため、保険も適用されません。
AGAの高額な治療費が原因で治療を諦めることがないように事前に予算を決め、続けやすい価格のものを選ぶことをおすすめします。
AGAへのセルフケアも併用する
AGA治療に加えてセルフケアもおこなうことで、より早く効果を実感できる可能性が高まります。たとえば、生活習慣の改善やストレス解消などがAGAに効果的です。
薄毛を改善させる生活習慣の例は、1日7〜8時間程度の睡眠時間を確保したり、栄養バランスを整えたり、過度な飲酒や喫煙を控えたりなどが挙げられます。
また過度なストレスで自律神経が乱れると、健康な髪の毛が生えにくくなるほか、抜け毛が増加する恐れがあります。ストレスを解消させる方法は、旅行や運動、食べ歩き、ゲームなどの趣味を楽しむことです。
生活習慣の乱れやストレスは、AGAの直接的な原因ではないものの、抜け毛の増加や毛髪の成長を妨げるなどの悪影響を及ぼします。生活習慣の改善とストレス解消は、どちらも日常生活を意識するのみでおこなえるセルフケアのため、ぜひ実践してみてください。
AGA（男性型脱毛症）治療におすすめのクリニック5選
AGA治療を受けるにあたり、どのようなクリニックがよいのか悩んでいる方も多いでしょう。そのため、AGA治療におすすめのクリニックを5つ紹介します。
クリニックを比較する際は、ぜひ参考にしてみてください。
YGメディカルクリニック
YGメディカルクリニックは、20代〜30代の若い男性をメインとしたAGA治療をおこなうことが特徴です。発毛専門の医療機関のため、患者一人一人に適した治療プランを提案しています。
AGA治療として、有効成分を独自にブレンドした薬剤治療と、オリジナルの医療発毛カクテルによる注入治療の2種類があります。どちらもAGAに有効な成分のみ使用しており、医療発毛の力で抜け毛を抑制し、毛髪の成長を促す効果的な治療法です。
さらにYGメディカルクリニックは環境にもこだわり、完全個室制でプライバシーにも配慮が行き届いています。不安やストレスがなく、通いやすいでしょう。YGメディカルクリニックは、若いうちから薄毛の予防や改善をしたい方や、世界に一つのみの治療を受けたい方におすすめです。
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは、発毛と育毛専用のクリニックで、専門的な知識による治療が受けられる点が特徴です。全国に60院以上展開しているほか、70万人以上の治療実績を持つことから、信頼感のあるクリニックといえます。
AGAスキンクリニックは「予防プラン」と「発毛プラン」の2つのプランから選択でき、自身の症状や進行度合いから最適な治療プランが受けられます。
薄毛の進行抑制や発毛促進など、目的に合った治療をおこなえる点は嬉しいポイントです。また2つの治療プランのほかに、オリジナル治療薬Rebirthも用意しています。
オリジナル治療薬Rebirthは、AGAの進行を抑制するのみならず、ミノキシジルが含まれているため発毛を促進する効果もある治療薬です。さらにAGAスキンクリニックでは注入治療も可能で、ミノキシジルと発毛成長因子をバランスよく配合した薬剤を頭皮に注入できます。
AGAスキンクリニックは、実績が豊富なクリニックに治療を任せたい方や、注入治療でさらに高い効果を得たい方におすすめです。
ゴリラクリニック
ゴリラクリニックは男性専門の総合美容クリニックで、豊富な治療実績を活かして薄毛に悩む男性をサポートします。
ゴリラクリニックでは、抜け毛の進行を止める内服薬や発毛を促進する外用薬、毛髪の成長シグナルを出す注入治療が受けられます。AGAの症状が軽度な方から進行している方まで、一人一人の進行具合に適した治療が受けられる点が特徴です。
さらに初診料や再診料、カウンセリング料、予約キャンセル料、頭髪検査料はすべて無料のため、全体的な治療費を把握しやすいでしょう。ゴリラクリニックは、さまざまな視点から薄毛にアプローチしてほしい方や、治療費を抑えたい方におすすめのクリニックです。
クリニックフォア
クリニックフォアは、1日約55円（税込）から薄毛治療が始められるほか、初診からオンライン診療ができる点が魅力のクリニックです。
費用やハードルの高さからAGA専門クリニックに行く自信がない方でも、気軽に薄毛治療を始められるところは嬉しいポイントです。さらにオンライン診療では薬の処方も可能で、最短翌日に到着します。
またクリニックフォアには4つの治療プランがあり「発毛最強プラン」「発毛基本プラン」「発毛ライトプラン」「予防プラン」のなかから、症状の進行具合に合わせた治療が可能です。
リーズナブルな価格にもかかわらず、AGA専門クリニックと同等の治療が受けられます。
クリニックフォアは、AGA治療にかかる費用を抑えたい方や、オンライン診療に対応しているクリニックを探している方におすすめのクリニックです。
スマイルAGAクリニック
スマイルAGAクリニックは、無理なく続けられる価格設定にこだわりのあるクリニックです。
はじめて来院する方は、初月のみ無料で「内服治療コース」または「メソセラピーコース」が受けられます。またAGA治療に関する研究は、毛髪製品で有名なアートネイチャーと共同で実施しているため、医学的根拠に基づいた治療ができます。
スマイルAGAクリニックの治療は、フィナステリド内服薬とミノキシジル外用薬の2つを使用し、抜け毛を抑制しつつ発毛を促進させる効果があります。
スマイルAGAクリニックは、AGAの治療費が高額で治療を諦めていた方や、医学的根拠に基づいた治療を受けたい方におすすめのクリニックです。
AGA（男性型脱毛症）に関するよくある質問
最後に、AGAに関するよくある質問を紹介します。
AGAに対して疑問を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
AGA（男性型脱毛症）の治療期間はどれくらいですか？
AGAは完治する疾患ではないため、自身のゴールに達するまでが治療期間です。
たとえば現状を維持したい方や、増えてきた抜け毛を抑えたい方、全体的に毛量を増やしたい方など、さまざまな目的でAGA治療を受けているでしょう。
AGAの治療期間は、自身の目的や理想により異なります。AGA治療は、目的を決めてから受けることをおすすめします。
AGA治療をやめるとどうなりますか？
自己判断でAGA治療をやめた場合、急激に抜け毛が増える可能性があります。
さらに、AGA治療を始める前よりも薄毛が悪化するケースも少なくありません。何らかの理由でAGA治療を中止する際は、医師と相談したうえで判断しましょう。
AGA治療を始めたら脱毛が酷くなった場合は？
AGA治療を始めてから抜け毛が増えた場合、治療薬による初期脱毛が起きている可能性が高いでしょう。
初期脱毛とは、治療薬により新しく生えた髪の毛が、細くて短い髪の毛を押し出している状態のことを指します。初期脱毛を引き起こす治療薬は、ミノキシジルとデュタステリドの2つです。
どちらもヘアサイクルを整える働きがある薬剤で、抜け毛を抑制し、発毛を促進する効果があります。初期脱毛は治療薬が毛髪に効果をもたらしている証拠のため、過度に心配する必要はありません。
治療の効果が見られない場合は？
AGA治療を1年以上継続しても効果が見られない場合、AGA以外の病気を発症している可能性があります。
薄毛の原因がAGAではない場合、AGA治療を受けても効果はありません。AGA以外の脱毛症として、円形脱毛症や牽引性脱毛症、脂漏性脱毛症などが挙げられます。
長期間継続しても治療の効果が得られない方は、皮膚科を受診してみるとよいでしょう。
若くてもAGA（男性型脱毛症）になる？
AGAは20代〜30代の男性でも発症する疾患です。早い方であれば、10代の思春期のうちから発症する場合もあります。
AGAは年齢とともに発症率が上がる疾患ではあるものの、男性ホルモンや遺伝などが原因で、若いうちから発症する可能性は十分あるといえます。
またAGAは進行性の疾患のため、薄毛が気になり始めたときから治療をおこなうことが大切です。
AGA治療は保険適用がされるのか？
AGA治療は、一般的には保険適用がされません。
AGAは命に関わる病気ではないとみなされ、自由診療として自己負担でおこなわなければなりません。
治療費は、使用する薬剤や治療法、クリニックによって異なりますが、月々3,000円から15,000円程度が相場です。
AGA治療はオンライン診療が可能なのか？
AGA治療はオンライン診療が可能です。
オンライン診療とは、スマホやパソコンを用いてインターネット上で診察を受ける方法です。医師は画面を通して、患者の頭皮の様子や患者から得た情報をもとにAGAかを診断します。
オンライン診療のメリットは、通院の手間がかからないことや他人にバレずにAGA治療ができる点です。
ただし、オンライン診療でできる治療法は、内服薬・外用薬の処方がメインで、注射や手術はできません。
また、初回やはじめの数回は通院が必要な場合もあり、事前にクリニックに確認が必要です。
決め手の要素に何を選んだらわからない
AGA治療は、個人の症状や希望によって最適なクリニックは異なるため、決め手の要素は一概にはいえませんが、次のようなポイントを参考にしてみてください。
- 料金が予算に収まるか
- 治療の効果や副作用、費用、期間などを詳しく説明してくれるか
- 通院の頻度や診療時間、場所などが自身にあっているか
- クリニックの評判や口コミがよいか
- スタッフの対応や雰囲気がよいか
AGA治療は継続して受ける必要があるため、とくに料金が自身の予算に収まるかどうかは重要なポイントです。
これらのポイントを踏まえて、実際に複数のクリニックのカウンセリングを受けて比較し、自身にあったところを選びましょう。
まとめ
AGAが発症したら終わりと言われる理由は、完治しない疾患のためです。しかし、早期治療をおこなうことで症状の進行を遅らせ、より高い発毛効果が得られるようになります。
生活習慣の改善やストレス解消などのセルフケアをしつつ、AGA専門クリニックで治療を受けることで、抜け毛や薄毛を改善できる可能性は十分あります。
AGAを発症したら終わりと考えず、自身にできることから始めましょう。
※本記事の情報は2023年3月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。
